独学でも演技力を上げる練習方法15選


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俳優や女優に憧れ、「演技が上手くなりたい。でも、何から始めればいいかわからない…」といった悩みを抱える10〜20代は少なくありません。

SNSや映画を観て「どうすれば自然な芝居になるの?」「家でも練習ってできるの?」と迷い続けてしまう人もいます。

しかし、演技は特別な才能より練習の質で伸びる技術
正しいトレーニングを積めば、誰でも表現力は大きく変わります。

本記事では、日常でできる基礎練習からリアルな感情表現の習得、自宅で行える実践トレーニングまで、演技力を伸ばすための方法を体系化しました。

おすすめの俳優スクールも紹介するので、演技力を本当に伸ばしたい方は、ぜひ参考にしてください。

演技を練習する前に知っておきたいこと

演技力を伸ばすために、以下の2点を押さえておきましょう。

  • ・そもそも「良い演技」とは?
  • ・リアルな演技を習得するステップ

そもそも「良い演技」とは?

リアルな演技とは、歌舞伎のような型や過度な作り込みに頼らず、キャラクターと役者の心がシンクロした状態で演じられることです。

観客はセリフではなく、「役の心の動き」に反応します。

役が笑う時、怒る時、涙を流す時など、演技が作り物ではなく、本音で動いているように見えた瞬間、観る側の感情が揺れ始めます。

  • ・作られた世界なのに演技には嘘がない
  • ・心の交流が舞台上で本当に起きているように見える

真実味こそが、俳優の最大の武器です。

上手いセリフ回しより、心がこもっているかという点が左右するといっていいでしょう。

リアルな演技を習得するステップ

良い演技は偶然生まれるのではなく、段階的に積み上がります。

  1. 役の想いに共感し、背景と価値観を理解する
  2. 喜びや苦しみを自分の経験として感じる
  3. 話の流れでセリフが出る状態にまで役に共感し、作り込む



まず役の内面へ近づくことから始め、喜び・怒り・迷いといった感情を「自分ごと」として捉えてみましょう。
感情の根源を理解するほど、演技は台本の言葉を越えて自然にあふれ出すはずです。

演技練習の基礎編3選!

演技力を大きく伸ばすための、基礎的な練習3選は、以下のとおりです。

  1. 人・行動を観察する
  2. 日記をつけて感情を記録する
  3. ジブリッシュ



演技経験が浅い人ほど、台詞や演技技法にばかり目が向きますが、基礎を積み重ねるだけで表現は嘘っぽさを脱し、リアルに近づきます。

人・行動を観察する

優れた俳優に共通する点は、観察眼です。

演技の実力は、経験だけでなく、見て感じたものの蓄積で作られます。
以下のように、近くにいる人の感情や動機を想像してみましょう。

  • ・カフェで店員と客のやりとりを観察する
  • ・怒っている人の肩・眉・息遣いを分析する
  • ・無意識なクセ(髪に触れる・足が開く)をメモする

観察の目的は「真似るため」ではなく、行動の理由=感情を読み取るためです。

意識し続けることで記憶の中に幅広い人物像が蓄積され、役づくりの引き出しが増えるでしょう。

日記をつけて感情を記録する

日記をつけて自身の感情を記録することも、基礎練習方法としておすすめです。

演技に必要なのは「怒り」「悲しみ」「喜び」といった、感情の差を認識すること。
例えば、同じ悲しみでも、涙が止まらない絶望と、声を殺す静かな痛みは違います。

繊細な違いを表現するためには、自分の感情を続けることが有効です。

▼おすすめの書き方

書く内容 具体例
状況 友達と意見が合わなかった
身体反応 胸が熱くなった/喉が詰まった
心の変化 怒り→悔しさ→諦め

感情の温度が可視化されるほど、台詞に感情を乗せるときの引き出しが広がります。

役の感情を理解するうえでも、強力なスキルとなるでしょう。

ジブリッシュ

意味のない言葉を喋り続けるジブリッシュも、演技練習に有効な方法の1つです。

言葉の意味が縛りを作るため、多くの初心者は台詞で感情が固まりがち。
日本語でも英語でもない適当な音をベラベラ喋ることで、理性がゆるみ、感情の流れがスムーズになります。

ジブリッシュの効能は、以下のとおりです。

  • ・発想が柔らかくなり想像力が広がる
  • ・感情を表現しやすくなる
  • ・緊張がほぐれ、瞬発的な演技がしやすくなる

身体と声だけで感情を伝えるトレーニングといえ、演技の「嘘っぽさ」を壊す、非常に強力な基礎になります。

演技練習の実践編12選!

実践編となる、演技練習12選は、以下のとおりです。

  • ・誰かに見てもらいながら演技をする
  • ・台本の事実を書き出す
  • ・感覚・感情を記憶する
  • ・シーンワーク
  • ・脚本読み
  • ・好きな俳優の演技を真似て理由を深掘りする
  • ・演技をスマホで撮影して自分の現在地を確認・記録する
  • ・意識を分解する
  • ・表情と感情をリンクさせる
  • ・ミラー
  • ・エチュード(即興劇)
  • ・一人芝居・モノローグ(独白)

演技は知識だけでは成長せず、アウトプットと客観視が上達の核になります。

毎日1つでも取り組めば、表情・声・反応が自然と変わり、「演じている」ではなく「生きている」に近づいていくでしょう。

誰かに見てもらいながら演技をする

練習の際、家族・友人・同級生など、誰かに見てもらいながら演技をしましょう。

「恥ずかしい」が最初の壁ですが、本番は常に誰かに見られる環境です。

  • ・フィードバックをもらう
  • ・良い点/改善点をメモし、次回の演技で修正

独学で危険なことは、「独りよがりの演技」。

自信なく喋る、感情の幅が小さい、自分では気づけないクセが残るといった、独学にありがちなマイナスポイントも、第三者の目が入れば一気に改善できます。

客観的な評価は自分の弱点を明確にし、成長速度が跳ね上がるはず。
1人練習と併用すれば、奥行きのある演技に近づくでしょう。

台本から読み取れる事実を書き出す

演技の練習として、台本を確認しながら事実を書き出す作業を行なってください。

役の前提を理解しないまま演じると、演技のつじつまが合わなくなりかねません。

以下のように、事実(揺るがない情報)だけを書き出し、理解するところから始めましょう。

書き出す内容
場所・時間 教室/放課後
ほかの役との関係性 幼なじみ/気まずい距離
目的 謝りたいが言えない
心の変化点 相手の一言で涙が溢れる

役の行動や感情を考え、役になり切る準備をしてください。

感覚・感情を記憶する

喜怒哀楽の深堀も、演技練習では重要です。

日常のシーン別に驚き、困惑、慟哭、期待など、感情と行動をセットで記憶しましょう。

  • ・驚いたときの心拍・息の速さを記録
  • ・悲しいとき身体は縮こまる?前を見る?
  • ・怒りは声が大きくなるだけではない=静かに震える怒りもある

日常で感情が大きく動いた瞬間もチャンスです。

「感情の記憶」は、泣く演技や叫ぶ演技など、強い感情表現が必要なシーンで強力な武器となります。

シーンワーク

既存の映画やドラマ、戯曲の中から短いワンシーンを選び、実際に演じてみる練習です。
セリフを覚え、動きをつけ、一本の作品として成立させます。

実際に体を動かして演じるため、頭で考えるだけでなく実践的な感覚が掴め、自分の得意な演技や苦手なジャンルが見えてきます。

相手役がいない場合は、相手がいると想定して演じてみましょう。
ただし、セリフを聞く能力がおろそかになりがちなので、相手のセリフを録音して流すなどの工夫が必要です。

最初は2〜3分の短いシーンから始めてください。
コメディ、シリアス、時代劇など、様々なジャンルに挑戦することで、演技の幅(レンジ)を広げられます。

脚本読み

「テーブルワーク」とも呼ばれる手法で、複数人で脚本を読み合わせながら、ディスカッションを行う練習です。
実際に立ち上がって演じる前段階として、作品のテーマやキャラクターの心理を深く掘り下げます。

「このセリフの裏にはどんな意図があるのか?」「なぜここでト書きに『沈黙』があるのか?」といった疑問を出し合い、解釈を共有します。

自分一人では思いつかなかった視点に気づくことができ、脚本の読解力が飛躍的に向上します。

ただし、議論ばかりしていると「頭でっかち」になり、理屈っぽい演技になってしまうリスクもあります。
分析はあくまで演技をするための準備であり、最終的には体を使って表現することを覚えておきましょう。

好きな俳優の演技を真似て理由を深掘りする

憧れの俳優や、演技が上手いと思う俳優のワンシーンを徹底的に真似る「完コピ」練習です。

セリフの言い回しだけでなく、以下にも注意して実践しましょう。

  • ・息継ぎのタイミング
  • ・目線の動き
  • ・まばたきの回数
  • ・指先の動き

目的は、単なるモノマネ芸を習得することではありません。

「なぜその俳優はそこで間を空けたのか?」「なぜここで声を潜めたのか?」という演技の意図を体に落とし込むことが目的です。

プロの俳優の演技には、すべて理由があります。

彼らの技術をトレースすることで、間の取り方や感情の乗せ方といった高度なテクニックを体感的に学べます。

自分の演技と見比べることで、足りない要素が明確になるでしょう。

演技をスマホで撮影して自分の実力を確認・記録する

自分の演技をスマホで撮影し、客観的にチェックすることは、手軽ながら効果的なフィードバック方法となるので、演技練習には欠かせません。

撮影の際は、スマホを横向きにして、三脚などで固定。
レンズの横に目印を置き、相手役の目だと想定して演じましょう。

チェックポイント 確認内容
視線 思考が乱れて目が泳いでいないか
身体の癖 無意識に揺れたり、髪を触ったりしていないか
声と表情 ・声のトーンと表情が合っているか
・画面越しでも感情が伝わるか

最初は自分の演技を見るのが恥ずかしいかもしれませんが、成長記録として保存しておくと、後で自分の進歩を実感できる貴重な財産になります。

意識を分解する

日常の何気ない動作を細かく分解し、意識的に再現する演技トレーニングです。

例えば、「コンビニでおにぎりを買う」という行動を例に考えてみましょう。

  1. 空腹を感じる(内的な衝動)
  2. ローソンの青い看板が目に入る(視覚刺激)
  3. 「何か食べようかな」と考える(思考)
  4. 入店し、おにぎりコーナーを探す(探索)
  5. ツナマヨを見つけ、手に取る(接触)
  6. レジへ向かい、店員に渡す(対人行動)



普段私たちはこれを無意識に行なっていますが、演技で「おにぎりを買うシーン」を演じる際、各プロセスを省略すると嘘くさくなりかねません。

1つ1つの動作に「意識」と「目的」を持たせることで、演技に密度とリアリティが生まれます。

丁寧な演技は、微細な意識の積み重ねから作られるのです。

表情と感情をリンクさせる

「悲しいのに顔が笑っている」「怒っているのに迫力がない」といった不一致を防ぐため、内面の感情と外面の表情をリンクさせる演技練習です。

鏡を用意し、「喜怒哀楽」の表情を作ってみましょう。

ただし、ただ顔の筋肉を動かすだけでは意味がありません。
実際に楽しいことや腹が立つことを思い浮かべ、感情が動いた結果として表情が変わるのを観察します。

  • ・驚いた時、眉はどう動くか?
  • ・疑っている時、目はどう細くなるか?
  • ・作り笑いと本気の笑いの違いは口元のどこに出るか?

自分の表情筋の動きを理解し、コントロールできるようになると、カメラ映えする繊細な演技が可能になります。
表情筋のトレーニングも兼ねて、毎日鏡の前で行うことがおすすめです。

ミラー

二人一組で行う、集中力と反応力を鍛える古典的な演技の練習法です。
向かい合って立ち、片方がリーダーとなって動き、もう片方が鏡に映った像のように動きを完全に真似します。

ミラー練習の真髄は、相手の動きを「予測」することではなく、相手の動きを「受信」して動くことにあります。
相手の指先、呼吸、目の動きに全神経を集中させなければ、シンクロのような動きはできません。

慣れてきたら、リーダー役を決めずに互いに影響し合いながら動くバージョンにも挑戦してみましょう。

相手の出方に合わせて動く「リアクション力」や、セリフがない状態でのコミュニケーション能力(非言語コミュニケーション)が養われます。

エチュード(即興劇)

エチュードも、おすすめの演技の練習方法です。
エチュードとは、台本を使わず、設定(場所、役柄、状況など)だけを決めて即興で演じる練習です。

例えば「放課後の教室で、喧嘩した二人が仲直りしようとする」といった設定でスタートします。

エチュードの効能は、あらかじめ決められた台本がないので、「生の反応」を引き出せることがメリットです。

相手が何を言うか分からないため、相手の言葉を必死に聞き、考えて言葉を返す必要があります。
リアルな演技の根幹である「会話」の訓練になります。

ストーリーを展開させるためのアイディア力や、オチをつける構成力も鍛えられます。
失敗しても良いので、思いついたことを恐れずにやってみる積極性が大切です。

一人芝居・モノローグ(独白)

長台詞のある戯曲の一部や、独白用の台本を使って自分一人だけで演じる形式の練習です。

一人芝居の難しさは、相手からの反応がないため、自分で感情の起伏を作り、持続させなければならない点にあります。

  • ・最初に「なぜここで一人で話しているのか」という状況をはっきりさせる
  • ・感情が一番高まる一文を決め、温度を上げていく
  • ・最後は一気に終わらせず、余韻の呼吸や視線まで意識して締める

空間を埋める存在感、観客を飽きさせない緩急のつけ方、内面の葛藤の表現など、演技に必要な要素が凝縮されているため、役者としての「基礎体力」が鍛えられます。

スマホで撮影しながら繰り返し練習するのに最適なメニューといえるでしょう。

独学だけで演技力アップを目指すには限界がある

1人~数人がいればできる演技の練習法を紹介してきたものの、独学だけでプロレベルの演技力を身につけるのは非常に難しいといわざるをえません。

演技の本質は、「他者とのコミュニケーション」。

1人での練習はあくまで基礎作りや確認作業であり、生きた人間を相手にする緊張感や、予期せぬ反応への対応力は、独りでは養えません。

仲間と練習ができる環境であっても、自分の癖や間違いを的確に指摘してくれる人がいないため、悪い癖が固定化してしまうリスクもあります。

プロの俳優を目指すなら、演技のプロの視点でアドバイスをもらえる環境が必要です。

レッスンやワークショップに参加し、客観的なフィードバックをもらうことで、あなたの演技力は何倍ものスピードで成長するでしょう。

演技力がアップする俳優スクール3選!

10代〜20代の俳優未経験者でも安心して通え、実績も豊富な3つのスクールを紹介します。

  • ・アヴィラステージ
  • ・キャストパワーネクスト
  • ・テアトルアカデミー

本気で俳優を目指すなら、プロの講師から直接指導を受けられるスクールや養成所への所属を検討しましょう。

アヴィラステージ

重盛さと美さんなどが所属する大手芸能プロダクション「AVILLA」直結の育成機関です。

アヴィラステージの特徴は、タレントやモデル、俳優など幅広いジャンルの育成に力を入れていること。

レッスンは実践的で、個性を伸ばすことに重点が置かれています。

年間を通じて多くのプロデューサーや監督を招いたオーディションが開催されており、デビューのチャンスが豊富に用意されています。

特に「テレビに出たい」「有名になりたい」という強い意欲を持つ人にとって、業界との太いパイプは大きな魅力となるでしょう。

▼アヴィラステージの詳細はこちら

キャストパワーネクスト

実力派俳優が多く所属する「キャストパワー」が運営する新人育成プロジェクトです。

「現場主義」を掲げており、レッスンだけでなく、実際のドラマや映画、CM撮影の現場を経験できる機会が多く設けられています。

未経験からでも基礎から学べるカリキュラムが整っており、特にミドル世代や個性派を目指す人へのサポートも厚いことが特徴です。

「まずは現場の空気を肌で感じたい」「実践の中で力をつけたい」という行動派の方におすすめのスクールです。

▼キャストパワーネクストの詳細はこちら

テアトルアカデミー

鈴木福さんや小林星蘭さんなど、数多くの有名子役や俳優を輩出してきた創業40年以上の老舗総合芸能学院がテアトルアカデミーです。

赤ちゃんからシニアまで全世代を対象としていますが、「青年部(ユース部門)」も非常に充実しており、20代から演技を始める人も多く在籍しています。

最大の特徴は、圧倒的な出演実績と業界内での信頼度。

テレビドラマ、映画、CM、声優など、あらゆるジャンルの案件があり、レッスンを受けながらオーディションに挑戦できる環境が整っています。

「大手で安心して学びたい」「幅広いジャンルに挑戦したい」という方にとって、おすすめの選択肢といえます。

▼テアトルアカデミーの詳細はこちら

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